平岡中央小学校の3年生児童87人が3月11日(木)、12日(金)の両日、あしりべつ郷土館(札幌市清田区清田1条2丁目、清田区民センター2階)を訪れ、清田区の昔の暮らしや歴史を学びました。
3年生を2つのグループに分けて、2日間にわたり見学を実施しました。郷土館は水曜と土曜のみ開館ですが、団体見学がある場合は特別開館し、スタッフが説明もします。
先生に引率されて郷土館を訪れた児童たちは、館内に展示しているカマや脱穀機、馬車、馬そり、樹木を切り開いた大型ノコギリ、ランプ、わらじ、大きな木樽、はかりなど、昔の農機具や生活道具などの展示物を興味深そうに見て大喜びでした。
郷土史に詳しい郷土館スタッフが、児童の質問に丁寧に答えて、子供たちはますます興味をそそられたようでした。子供たちの生き生きした顔が印象的でした。
また、清田区の歩みと歴史を映像でスクリーンに流し、児童たちが交代で視聴しました。
およそ1時間の郷土館での授業でした。
見学を終えた児童たちは、郷土館スタッフに感想を述べました。「中身が思っていたよりもたくさんあり、また郷土館に来たいと思いました」「昔のことをたくさん教えてもらい、ありがとうございました」「郷土館にくれば、いろんな昔のものが見られて、すごいなと思いました」。[wc_row]
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郷土館の見学を喜んでくれた元気な子供たちの姿に、私たち郷土館スタッフも元気をもらいました。
郷土館は水曜日と土曜日の10時から16時まで開館しています。入館無料です。運営は清田区内5つの町内会連合会で構成する運営委員会が行っています。
あしりべつ郷土館は、団体見学をいつでも受け付けています。その際は、郷土史に詳しいスタッフが解説します。団体の場合は、開館日以外でも特別に開館します。連絡・問合せは郷土館(TEL 011-885-0869、水曜日・土曜日)へ。
トピックスを読ませていただきました。さすが川島さんの写真・説明文が具体的に表現され見学の様子がとてもよくわかりました。平岡中央小学校のこども達はわざわざ路線バスを使って時間をかけてあしりべつ郷土館まで来るだけあって、とても熱心で驚きました。たくさん質問をしてしっかりメモをとっていました。先生方も事前に下見・打ち合わせなど、見学までの準備、当日の指導など感心するばかりでした。子どもたちの最後の感想は実際に見たり、聞いたりしたということもあり、実感のともなった素晴らしい発表ばかりでした。実物を見たり、地域の人に話を聞いたりすることは社会科の学習では、とても大事な学習活動です。コロナ禍や費用・安全など校外学習の実施には難しさもありますが、見学や出前授業を来年度の学習計画に組み込んで、多くの学校が清田区のあゆみの学習を充実させることができるといいと思いました。