清田の歴史を学びながら地域を歩く「きよっち探検隊inあしりべつ」というまち歩きイベントが10月15日(土)、清田区役所-清田小学校前―厚別川(あしりべつ川)-清田公園-あしりべつ郷土館(清田区民センター2階)のコースで行われました。
「あしりべつ」とは、昔の清田区の地名です。漢字では「厚別」と書きました。
今回歩いたコースは、明治6年(1873年)に岩手県から渡来した最初の開拓者・長岡重治が入植した地域で、いわば清田区発祥の地です。
イベントには、清田区内の小学生約100人が参加しました。小学生たちは児童会館ごとに参加したほか、一般参加の児童もいました。
主催は札幌市ですが、運営は清田区青少年育成委員会、清田区内の児童会館、清田区子ども会、清田区スポーツ推進委員会、札幌国際大学の学生、あしりべつ郷土館の皆さん計約50名のボランティアが行いました。
子どもたちは清田区役所前の広場に集まり、いくつかのグループごとにスタッフの引率で出発。
清田小学校グラウンド前に立つ「開拓功労碑」や、向かいの赤レンガ倉庫前などでは、札幌国際大学の学生が子供たちに歴史クイズを出し、子供たちに郷土の歴史を少し考えてもらいました。
清田区のシンボルの1つ、厚別川の堤防も歩きました。ちなみに、清田区のシンボルは3つあり、残り2つは白旗山と平岡公園梅林です。
あしりべつ郷土館では、清田の歴史ビデオを見て清田150年の歴史を学習したり、館内の昔の道具などの展示品を見学したりしました。
石臼で大豆を引き、きな粉をつくる体験は子どもたちに大人気でした。
清田区民センターでお弁当を食べた後は、清田公園で鬼ごっこや大なわとび、昔遊びなど様々な遊びを体験しました。
最後に、清田区のマスコットキャラクター「きよっち」も入り、みんなで記念写真を撮って楽しい1日は終了しました。
「ひろまある清田」より転載