札幌市の新採用職員の研修が10月12日と24日、あしりべつ郷土館で行われました。
10月12日は、清田中央まちづくりセンターで研修を受けた4人、10月24日は清田まちづくりセンターで研修を受けた5人が来館しました。
それぞれ、各まちづくりセンターで町内会連合会や福まちの関係者から話を聞いた後、郷土館を訪問。郷土館運営スタッフから、郷土館の運営や行政との関係などの説明を受けました。
あしりべつ郷土館は、スペースを札幌市から無償で借り受けているものの、運営は清田区内の町内会連合会がすべて担っていること、経費は区内の町内会員1世帯年間40円の負担で賄っていることなどを説明。
さらに、運営の実施部隊となる企画部を運営委員会内に設け、地域の郷土史家ら専門を持ったスタッフを加えて、歴史講座や調査研究など活動を活発化させていることなどを説明しました。
札幌市内には郷土資料館は14館ありますが、その中で、あしりべつ郷土館は活動が最も活発な郷土資料館の1つになっていることに、研修を受けた新任職員さんたちも新鮮な驚きを感じた様子でした。
説明の後、活発に質疑応答や館内見学(清田中央まちづくりセンターのグループ)などを行いました。
質問の中に「郷土館の課題は何ですか」という問いがありました。私たちは「今の運営スタッフは高齢化しています。もう少し若い方が加わってくれることが課題です」と回答しました。