郷土館に展示中のひな人形 寄贈者の女性が来館

 あしりべつ郷土館では2月上旬から3月10日頃まで、館内の入り口近くに7段飾りのひな人形を飾っています。

雛人形と寄贈者の鈴木さん

 このひな人形は昨年5月、清田区北野にお住いの鈴木俊子さんが郷土館にご寄贈されたものです。

 その鈴木さんが3月2日(土)、子や孫、ひ孫を伴って、ひょっこりと郷土館に来館。ひな祭りのお菓子も持参されて、ひな壇に置いてくれました。

 鈴木さんは、ご自身が寄贈したひな人形を見て、「郷土館に飾っていただいて、ありがとうございます」と話していました。

 このひな人形は約55年前、娘さんが生まれた際に鈴木さんの母が購入してくれたものだそうで、以来、20年位前まで毎年、3月3日の桃の節句(ひな祭り)が近づくと、自宅に飾っていたそうです。

 非常に大切にしてきた人形らしく、保存状態が良く、とても華やかできれいです。

 鈴木さんは館内の展示物もゆっくりと見物。水田で使う農機具類を見て、「昔、篠路で水田農家だったので、こうした農機具を使っていました。懐かしいです」と話していました。