朗読と懐かしの歌声サロンを開催しました 石橋玲さんが絵本「モチモチの木」を朗読

朗読と懐かしの歌声サロン

 あしりべつ郷土館は10月9日(木)、歌声ボランティアふれあいサポート(代表:園部真人さん)と共催で、「朗読と懐かしの歌声サロン」を同館内で開催しました。

 この懐かしの歌声サロンは偶数月の第二木曜日に、毎回趣向を変えて開催しており、今回は本年度4回目の開催。40人ほどの人が参加し、この楽しい会はすっかり定着した感じです。今回も園部さんの軽妙な司会で進行しました。

石橋玲さんが「モチモチの木」を朗読

 今回は、朗読家の石橋玲さんをゲストに迎え、絵本「モチモチの木」(斎藤隆介作、滝平二郎絵)を朗読しました。「モチモチの木」は小学校教科書に長く広く採用されている絵本の名作で、石橋さんの素晴らしい朗読により、参加者は作品の世界に自然と入り込んでいきました。

 また、金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」を石橋さんの後を追ってみんなで声を出して読み上げました。

 金子みすゞは大正末期から昭和初期に活躍した童謡詩人。「私と小鳥と鈴と」は代表作の一つで、この詩の最後の「みんなちがって、みんないい」はいい言葉ですね。

歌のリードと進行の園部さん

 そして今回も懐かしい唱歌と昭和歌謡、青春のフォークソングをみんなで楽しく歌いました。

 次回の「懐かしの歌」は12月11日(木)10時~11時30分、あしりべつ郷土館(清田区民センター2階)で開催します。立石巧さんのアコーディオン伴奏で「青春の歌声喫茶」を開催します。参加無料。どなたでも参加できます。